ファッション 基礎知識

靴の選び方の基礎知識

足元のファッションである靴を、デザイン重視で選んでしまうと外反母趾になってしまうなど、快適なファッションを楽しむことができなくなります。

足を痛めない靴を選ぶために、靴の選ぶための基礎知識を身に付けておきましょう。

外反母趾を予防するには、つま先と幅に適度なゆとりのある靴を選びましょう。
親指の爪が強く当たるような靴は選んではいけません。
足幅の一番広い部分がきつくなく、靴の側面がゆるすぎない靴を選ぶことも大切です。
足の甲が圧迫されていないか、踵の余りやくい込まないかを確認しましょう。
踵と靴のカーブが合っているかどうかも確認してください。
また、靴を履いた時にヒールが床と垂直であることも大切です。
自分に合っている靴は、正しい歩き方ができ、しっかり歩くことで健康にも良いのです。
ウォーキングを行う際にも、自分に合った靴を選ぶことが重要となってきます。

子ども用の靴を購入する時には、子どもの成長は早いので少し大きめの靴を購入する人がいます。
しかし、子どもの足に合っていない大きめの靴は、走り回っている最中に靴が脱げて怪我につながる危険性があります。
逆に子どもが大きくなって窮屈な靴を履かせ続けないようにしてください。

合っていない靴は歩きにくく、歩き方がおしゃれではなくなってしまいます。
ファッションを引き立たせる靴が逆にファッションや身体を損なわせることのないように、靴の選び方の基礎知識を身に付けることが重要となるのです。


採寸の基礎知識

ファッションを楽しむためには、自分に合った衣服を選ぶことが大切です。
そのためには、自分の体の正しいサイズを知る必要があります。
体のサイズの正しい採寸の基礎知識を知って、衣服選びの参考としてください。

・胸囲(女性:バスト、男性:チェスト)
バストは、バストポイントを水平に、一周して測ります。
チェストは、上半身の一番太い箇所を一周して測ったサイズです。

・胴囲(ウエスト)
女性の場合、胴部の一番細い箇所を水平に一周測ります。
男性のウエストは、腰骨を基準にその2cm上、もしくはベルトの位置を測ります。

・腰囲(ヒップ)
ヒップの一番の太い箇所を水平に一周測ります。

・首付け根囲(女性)
首の付け根を一周して測ります。

・首囲(男性)
首の付け根のやや上を、指1本分のゆとりを入れ測ります。

・背肩幅
背中心の首の付け根(バックネックポイント)を通るようにして、左右の肩先の間の長さを測ります。

・袖丈
肩先から手首までの長さ。

・背丈
背中心の首の付け根から垂直にウエストまで測ります。

・着丈
背中心の首の付け根から垂直に好みの長さまで測ります。

・脇丈
女性は胴囲から、男性は腰骨から裾まで測ります。

・脇上丈
椅子に腰掛けた状態で、ウエストラインから椅子までを垂直に測った長さです。

自分の体のサイズを知ることは、生活の基本であり、身だしなみを整えることです。
社会生活をおくる上でのファッションのマナーとしても、基礎知識として知っておきましょう。


ダイヤモンドの基礎知識

ファッションを引き立たせる宝石の王様であるダイヤモンドについての基礎知識を説明しましょう。

ダイヤモンドの硬度は10で、最も硬い宝石です。
このため、長時間の研磨によって美しいカット面が作られ、傷がつきにくいので長くその美しさを保ちます。
しかし、靭性(割れ難さ)は弱く、ハンマーでたたくと割れてしまいます。
また、ダイヤモンドは透明で、非常に屈折率が高いため、その輝きの素となっています。
ダイヤモンド光沢と呼ばれる光の反射率の高さも特長です。

ダイヤモンドの重さの単位は、キャラットです。
1キャラットは0.2gとなっています。

ダイヤモンドの透明度は、傷のない順から、F(Flawless)、IF(Internally)、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3、となっています。
Fは、まったく傷のない状態を表します。
IFとは、表面にのみ傷のある状態です。

ダイヤモンドのカットの美しさは、シンチュレーション(表面の輝き)・ディスパージョン(光の屈折の輝き)・ブリリアンシー(光の全反射による白い輝き)の3つを引き出す美しさです。
理想的なカットであるExcellent、以下、Very Good、Good、 Fair、 Poorとなります。

色のグレードは、Dが最高で、以下E~Zまでです。
透明なものほど価値があります。
しかし、ピンクダイヤモンドやイエローダイヤモンドなど珍しいダイヤモンドも希少価値があります。

このように、ダイヤモンドは様々な評価の基準のある宝石です。
上記の、キャラット(Carat)・透明度(Clarity)・カット(Cut)・色(Color)は、ダイヤモンドの4Cと呼ばれます。
ダイヤモンドの基礎知識を知り、ぜひあなたのファッションに活かしてください。


ルビー・サファイア・エメラルドの基礎知識

ファッションに輝きを与える宝石である、ルビー・サファイア・エメラルドについての基礎知識を学びましょう。

ルビーもサファイアも同じコランダムという鉱物名に属します。
このコランダムの中で、赤色のものがルビーと呼ばれています。

不純物がほとんど入っていないコランダムは、無色透明で無色サファイアと呼ばれます。
このコランダムにクロムが0.1%含まれると、ピンクサファイアとなります。
クロムが1%含まれると赤色になり、これがルビーと呼ばれます。
クロムが5%を超えると灰色のエメリーとなって、工業用の研磨剤となり、宝石としての価値はなくなってしまいます。

サファイアは、赤色以外のコランダムの呼び名として用いられていますが、一般には青色のコランダムを指します。
サファイアの青色は、チタンと鉄が混入によって青く見えます。

7月の誕生石であるルビーは、日本名を紅玉と言います。
サファイアは9月の誕生石です。
青玉・蒼玉とも言われます。
オレンジ色のサファイアは、パパラチアと呼ばれています。

5月の誕生石である緑色のエメラルドは含有物を多く含む宝石です。
そのため、その含有物を目立たなくするために、透明オイルや透明樹脂によるエンハンスメントと呼ばれる加工が一般的にほどこされています。
エンハンスメントが行われたエメラルドは天然宝石として鑑別されます。
色のついたオイルや樹脂による加工は、トリートメントと呼ばれます。
エンハンスメントによって宝石の価値は下がりませんが、トリートメントされた宝石の価値が下がります。

このように、宝石には様々な色や輝きがあります。
基礎知識を身につけ、ファッションにさらなる美しさを加えてください。


ジェエリーの基礎知識

ファッションの1つのアイテムであるジュエリーについての基礎知識について説明しましょう。

ファッションに輝きと美しさを与える宝石とは、自然界で生まれた鉱物や岩石をカット・研磨した天然のダイヤモンド、天然のエメラルドなどの天然石を指します。
装飾として使われる鉱物には、この天然石以外の人工生産物があり、合成石・人造石・模造石があります。
合成石は、天然石と同一もしくはほとんど同じ化学特性・物質特性を持つ合成ダイヤモンド、合成エメラルドなどで、人の手で生成されたものです。
人造石は、キュービック・ジルコニア、イットリウム、アルミニウム、ガーネットなど、一定の化学特性・物質特性を持つ人工的に作られた物質です。
模造石は、天然石や合成石の色や外観、質感を模造したガラス、プラスチック、セラミックなどがあります。

一方、貴金属は、柔らかで色が美しく希少価値のあるジュリーです。
プラチナ・パラジウム・ロジウム・ルテニウム・リジウム・オスミウムの白金族にゴールド・シルバーを加えたものを貴金属と言います。
貴金属は、そのままでは柔らかすぎて加工が難しいので、硬さの補強のため金属が加えられています。
金の場合は、24金(K24)が純度100%、18金ホワイトゴールド(K18WG)の場合は、金750に対してパラジウム250の割合となります。
プラチナは、プラチナ1000(Pt1000)が純度100%、プラチナ950ならプラチナ950に対してパラジウム50の割合です。

ジュエリーは、身に付けることでより一層、ファッションを引き立てます。
そのジュエリーの基礎知識を知ることで、ファッションをより楽しむことができるのです。


繊維の加工の基礎知識

最近の衣料品には抗菌防臭加工や消臭加工など様々な加工がほどこされています。
繊維の加工と表示されているマークについて基礎知識として知っておきましょう。

繊維製品に関する抗菌防臭加工とは、黄色ぶどう球菌の増殖を抑えることによって防臭効果のある加工です。
繊維や生地の状態で加工剤をつける方法や、加工剤を繊維に練り込むなどの方法があります。

制菌加工とは、防臭のためではなく、常在菌や有害な細菌の増殖を抑える加工で、黄色ぶどう球菌、大腸菌などの増殖を抑えます。
制菌加工には、特定用途・一般用途があり、医療用である特定用途のものは、MRSAの増殖も抑えるものです。
抗菌防臭加工・制菌加工に関しては、社団法人繊維評価技術協議会が認証マークであるSEKマークが目安となります。
抗菌防臭加工のある衣料品には青、特定用途の制菌加工に赤、一般用途の制菌加工にオレンジのSEKマークがつけられています。
赤のSEKマークの衣料品は医療用なので、一般には販売されていません。
紫のSEKマークは、光触媒抗菌加工の表示です。
光触媒抗菌加工では、従来の抗菌剤を減らし、光触媒による加工によって黄色ぶどう球菌と肺炎桿(かん)菌の増殖を抑えます。

また、2009年度より、緑のSEKマークが加わる予定です。
緑のSEKマークは、防かび加工のマークで、繊維上のかびが発育するのを抑制します。

社団法人繊維評価技術協議会の認証マークには、消臭加工マークもあります。
消臭加工は、繊維が臭気成分と触れた時、その成分を吸着し、別の物質に変化させてアンモニア臭や汗などの臭いを取り除きます。

最近のファッションには様々な加工された繊維が使われています。
どのような機能が必要なのかを考えるためにも、衣類に付いているマークや表示を読み取ることのできる基礎知識を持つことが大切です。
より、ファッションを楽しむためには、基礎知識をしっかりと身に付けておきましょう。


繊維の燃焼性に関する基礎知識

近年、フリース着用時にガスコンロなどの火が衣服に燃え移るという、事故が起きています。
ファッションを考える時には、安全性にも考慮して衣服を選ぶ必要があります。
安全にファッションを楽しむために、繊維の燃焼性に関する基礎知識を知っておきましょう。

繊維の燃焼性には、容焼性・可燃性・難燃性・不燃性があります。

・容焼性
容易に火がつき、すぐ燃え広がります。
この性質を持つ繊維は、綿・麻・レーヨン・キュプラ・アセテート・プロミックス・アクリルなどがあります。
衣服の繊維が毛羽立っている場合には、火がついて一瞬で火が表面を走るように燃え上がる表面フラッシュ現象が起こることもあるので、注意が必要です。
ガスコンロだけではなく、仏壇のろうそくの火などから燃え移った例もあります。

・可燃性
容易に火がつきますが、燃え方はゆっくりしています。
この性質を持つ繊維には、毛・絹・ナイロン・ポリエステル・ビニロンなどがあります。

・難燃性
火に触れている間は燃えますが、炎を遠ざけると火は消えます。
アクリル系・ポリ塩化ビニル・ビニリデン・ポリクラールなどがあります。

・不燃性
燃焼しない繊維です。
ガラス・金属繊維などがあります。
中皮腫などで問題となっているアスベストも、かつて不燃性の繊維として利用されていました。

このように、自分や家族が着ている衣服の素材を知っておくことはとても大切です。
調理前にどのような服を着ているのかをチェックすることで、危険を防止することができます。
高齢者用や防災用に難易性の衣類なども販売されています。
ファッションを考える際には、繊維の燃焼性の基礎知識を知っておけば、より安全にファッションを楽しむことができるのです。


衣服のグリーン購入

ファッションに欠かせない様々な衣服を購入する際には、環境に配慮した商品を選ぶことが大切な時代となっています。
環境に優しい商品を購入することをグリーン購入と言います。
衣服のグリーン購入とは、どのような商品を選ぶことなのか、基礎知識を学びましょう。

・環境に配慮した素材
農薬を使用していないオーガニックコットン素材の利用など天然素材の使用。
回収されたペットボトルなどからリサイクルされた衣服。
繊維くずなど、従来破棄されていたものを有効利用した素材の使用。

・省エネルギーや省資源を考えた設計
クール・ビス、ウォーム・ビスのファッション。
ドライクリーニングが必要でない衣類は、溶剤を用いないので化学物質使用の抑制となります。
アイロンがけ不要の商品も、エネルギー使用を少なくできます。

・長期使用が可能
耐久性に優れたものや、サイズ調整の可能な衣類は、長く着用できる配慮がされています。

・使用後のリサイクルを考えたシステム
業者によっては、商品販売後の回収システムを作っています。
ユニクロの販売した全商品対象の全商品リサイクル活動などがあります。

・環境に配慮した包装材の使用
包装材を減量や、古紙利用の包装材使用など。

・修理体制の整備
修理が必要なときの取り扱い窓口の設置など。

このように、環境に配慮した衣服のグリーン購入を通じて、地球環境を守ることができるのです。
グリーン購入の基礎知識を身に付けて、衣服を選ぶときには、ぜひ実践してください。
地球環境を守ることもファッションの1つなのです。


環境に配慮した衣生活

毎年、様々なファッションが流行し、華やかな衣料品が店頭に並びます。
これらの商品を選ぶ際には、保管や洗濯のことも考えて選ぶことが大切です。
そして、役目を終えた衣料品をゴミとして扱わないように、フリー・マーケットに出すなど、できるだけ長く利用できるよう考えていかなければなりません。
また、環境問題が昨今の重要な社会問題となっています。
ファッションを自分のためだけでなく、地球環境などにも配慮して選ぶ時代となっているのです。

不要となった衣服をゴミではなく資源化するには、下記のような方法があります。
衣類の資源化の方法の基礎知識として知っておいてください。

・リフォーム
家庭もしくは業者によって仕立て直し、バッグなど衣服以外のものを作ります。

・リユース
お下がりとして下の子や親戚、ご近所に譲って再利用してもらいましょう。
古着店やフリー・マーケット、バザーなども活用してください。
海外にも輸出されて再利用されています。

・リサイクル
マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクルなどがあります。
マテリアルリサイクルは、ウエスにして工場で利用する方法などがあります。
ケミカルリサイクルとは、化学的な手法を用いて原料の段階に戻し、その原料から再度衣服を製造します。
サーマルリサイクルは、固形化燃料にし、そのまま燃やしてそのエネルギーを回収します。

また、衣服が破れたからと言って簡単に使い捨てないで長く大切に使うことを心がけましょう。
ファッションを楽しむためには、まず持続可能な生活を送るため、環境に配慮した行動を心がけましょう。
3Rなどの環境に関する基礎知識も、これからのファッションには大きく関わってくるのです。


染色の基礎知識

ファッションを彩る衣料品には、様々な染色がほどこされています。
しかし、管理や洗濯方法をあやまると色が抜け、色あせをおこしてしまいます。
大切な衣服を長く楽しむためには、染色に関する基礎知識を身に付けることも大切です。

染色とは、染料や顔料で着色することです。
染色によって繊維は目的の色に染まるだけでなく、紫外線や洗濯などによって色が薄くなり(脱色)、色が変わってしまう(変色)ことがあります。
汗による脱色や変色も綿をはじめ、多くの繊維で起こります。
最近では、プリント加工による顔料での染色も多く、この場合にはバインダー(のり)で色を定着させているので、バッグが服に擦れて顔料がはがれ、布が白っぽくなることがあります。

染色では、赤・青・黄を混ぜて色を作ります。
この混ぜた色の中から、青色は汗や紫外線で色を抜けやすいことを知っておきましょう。
ポリエステルの黒からは、赤が抜けてしまうこともあります。
アセテートやポリアセテートに排気ガスなどに含まれる窒素酸化物(NoX)があたると、色が抜けてしまいます。

黒やこげ茶など暗い色で使われる硫化染料は、水と反応して硫酸となり、それが乾くと濃硫酸となります。
それに熱を加えると熱硫酸となって、生地がボロボロになってしまいます。
酸性雨によっても、衣類の色が変色してしまう事例もあります。

染色された衣服は、脱色や変色が起こりうることであると普段から取り扱いに気をつける必要があるのです。
様々なファッションを施した衣服が日本だけでなく、世界中から輸入されている現在、染料の基礎知識を身につけることが重要となります。


クリーニング店の目安となるマーク

クリーニング店を選ぶ場合、圧倒的に多い理由が近所にある店を選ぶ、です。
ファッションに欠かせない大切な衣料品をクリーニングに出す時に知っておきたい、クリーニング店を選ぶ目安や損害賠償に対する基礎知識を知っておきましょう。

クリーニング店には、全国クリーニング生活衛生同業組合の加盟店のマークであるLDマーク、厚生労働省認可のマークで全国生活衛生営業指導センターに登録している店が表示するSマークがあります。
LDマーク・Sマークはファッションに多様化に合わせた高い技術でのクリーニングを行う店を選ぶ基準となります。
このマークが付いているクリーニング店では、クリーニング事故が起きた時、クリーニング事故賠償基準における損害賠償などの対応を行います。

クリーニング事故賠償基準では、客がクリーニングに出したものを受け取って6ヶ月を超える、もしくはクリーニング業者が洗濯するものを受け取って1年を超えた場合、クリーニング事故に対して賠償責任が生じません。
つまり、この期間を過ぎると賠償の支払いが行われないので、クリーニングに出したものは、すばやく引き取る必要があります。
そして、受け取ったらすぐに点検が必要なのです。

また、クリーニング店では店員が汚れ具合や汚れの位置を確認しているか、対応はどうかなどをよく見て、クリーニング店の利用を判断するように心がけましょう。

クリーニングでは油性溶剤が多く用いられます。
この油性溶剤は、乾ききらないうちに着用して皮膚に触れると火傷を起こすことがあるので、洗濯物を受け取ったらすぐにカバーをはずしてください。
ちょっとしたことでクリーニングが原因の事故を防げるということも同時に覚えておきましょう。

基礎知識を得ることで、トラブルを防ぎ、万が一の時の損害の補償を受けることができるのです。


皮革の基礎知識

ファッションを楽しむためのアイテムの1つに皮革製品があります。
ここでは、皮革の種類などの基礎知識を説明しましょう。

・天然皮革
天然皮革の中で最も多いのは牛皮です。
ハンドバッグや衣料、手袋、靴など様々な用途で使われています。
産地や性別・年齢などで牛皮は様々な種類に分けられています。
この他、皮革には、馬・羊・カンガルー・ワニ・鹿・ヘビ・ダチョウ(オーストリッチ)など様々な皮革があります。

同じ原皮であっても、なめし方法で製品の特徴は変わってきます。
なめしによって、皮のたんぱく質や脂肪などを除去し、柔軟性と耐久性を与えます。
また、加工によってもスエードや光沢のある樹脂を塗ったエナメルなど様々な種類にわけることができます。

天然皮革は、吸湿性・透湿性・通気性・保温性が良い反面、吸水によって変形を起こしやすく、カビの害を受けやすいのが欠点です。

・合成皮革
生地表面にポリウレタン樹脂をコーティングしたもので、通気性に欠ける反面、加工が簡単で価格が安いのが特徴です。

・人工皮革
超極細繊維の不織布に多孔性のポリウレタンを浸透させて表面加工を施し、起毛したものです。
天然皮革に比べて強度が低く、吸水性に劣りますが、外観や風合いが天然皮革に似ています。

合成皮革、人工皮革ともにポリウレタン樹脂が5年くらいで劣化してしまいます。
合成皮革・人工皮革は長時間日光に当てないなどの配慮が必要です。
保管に気をつけてもポリウレタンは劣化してしまうので、購入した際はしまいこまずにどんどん着用しましょう。

皮革の特徴などの基礎知識を身に着けて、ファッションにぜひ活かしてください。


皮革製品の手入れ方法

靴、衣服、バッグなどのファッションに欠かせない皮革製品の美しさを長く保つためには、手入れや保管方法の基礎知識が必要です。
基礎知識を知らないことで、間違った手入れ方法によって皮を痛めてしまう場合もあります。

皮革製品の日常の手入れで必要なことはまず汚れをおとすことです。
一般的に乾いた柔らかい布で汚れを落とし、それでも落ちない場合、クリーナーを使います。
手入れ剤を利用する時には、かならず目立たない場所で使用してテストを行ってください。
雨などでぬれた場合も、ドライヤーなど高温で乾燥させると皮を劣化させてしまいます。
革靴の場合は、タオルなどで水分を充分吸い取り、風通しの良い場所で乾かすよう、心がけてください。
手入れ剤には下記のようなものがあります。

・クリーナー
皮革製品の汚れをおとすために使います。
チューブ入り、瓶入り、消しゴムタイプなど様々な種類があります。
汚れを落とす他に、防水やつや出しなどの効果があるクリーナーも販売されています。
エナメル専用、アニリン専用など、皮の種類によっては染みになる場合もあるので、皮革にあったものを使用してください。

・クリーム
皮革製品のつやや色の保持、傷や汚れの防止、防水などのために使用します。

・保革剤
皮革に柔軟性を与え、割れにくくします。

・防水剤
エアゾールタイプが主流です。
皮の表面の仕上げ状態に合わせた種類の防水剤を用います。

スエードなどの起毛の皮革は、こまめにブラッシングし、汚れは消しゴムタイプのクリーナーを使っておとします。
スエードは耐水性が少ないので、防水剤を利用しておくと良いでしょう。

保管の際には汚れを充分におとしておきましょう。
汚れが残っていると、その汚れを養分としてカビが発生する場合があります。
防カビ効果のあるクリーナーやクリームも活用しましょう。
そして、時々外に出し、風を通すことも必要です。

皮革製品の手入れをしっかりと行って、ファッションをぜひ楽しんでください。


衣料品の洗濯洗剤の基礎知識

ファッションに欠かせない衣料品を長持ちさせるためには、洗濯や管理がかかせません。
汚れをそのままにしておくと衣服はすぐに傷んでしまいます。
また、カビや虫食いの原因となります。
洗濯に関する基礎知識を身に着けて、美しい清潔な衣料品で素敵なファッションを楽しみましょう。

汚れには、汁や果汁などの水溶性の汚れ、皮脂や油などの油溶性の汚れ、泥などの固形の汚れがあります。
水溶性の汚れならば、水でほとんど落とすことができます。
水で落ちない油などの汚れは洗剤の力を使うことになります。

洗剤の主な成分は界面活性剤とビルダーです。
界面活性剤によって汚れを繊維から引き離し、ビルダーはその界面活性剤の役割を助けるものです。

衣料用の市販洗剤には石鹸、複合石鹸、合成洗剤があります。
石鹸・複合石鹸は弱アルカリ性、合成洗剤には弱アルカリ性と中性があります。
石鹸は天然油脂をカセイソーダで反応させて作ったもので、界面活性剤は脂肪酸ナトリウム100%のものです。
複合石鹸は、石鹸カスなどの問題を解消するために、界面活性剤に石鹸以外のものを配合しています。
合成洗剤は、主に石油から作られています。
一般的にアルカリ性の洗剤の方が、汚れ落ちがよく、アルカリ性の洗剤が広く販売されています。
ドラム式の洗濯機の普及により、液体洗剤が多く販売されています。

繊維の種類によって、アルカリ洗剤・中性洗剤を使い分けてください。
綿・麻・再生繊維・合成繊維の生地は弱アルカリ性の洗剤で洗います。
毛や絹、羽毛、アセテート、トリアセテートなどデリケートな繊維には中性洗剤が洗濯に適しています。
中性洗剤はおしゃれ着洗い洗剤としても販売されています。

このように衣料品にあった洗剤の基礎知識を知ることで、ファッションをより楽しむことができるのです。


クリーニングに出す前の基礎知識

ファッションに欠かせない大切な衣料品をクリーニングに出した後、変色などのトラブルに見舞われることがあります。
このようなクリーニング事故に合わないための基礎知識を知っておきましょう。

第一に気をつけなければならないことは、家庭での洗濯と同様に、汚れて時間の過ぎたものはクリーニングであっても汚れをおとしにくくなります。
汚れて長期間すぎた場合、汚れを落とすために洗浄力の強い洗剤を用いなければならず、強い洗剤を用いるということは、生地を痛めてしまうことにつながります。
クリーニングを過信せず、クリーニングに出したいものがある時は、できるだけ早く出すことが大切です。
また、クリーニングに出す時には、処理のしやすいように汚れの状態を伝えることも大切です。
何も伝えずにだまったまま受付に出してしまうのはやめましょう。

また、衣類に使われている繊維の基礎知識を抑えておくことも必要です。
ポリウレタンは製造からの寿命が3~5年と短い繊維です。
このポリウレタンが含まれる合皮製品などは、クリーニングに出さなくても時間が立つと劣化してしまいます。
それをクリーニングに出してからの劣化に気づき、クリーニング事故だと勘違いしてしまう場合もあるからです。
また、生地が劣化しているため、クリーニングでの洗浄で破れてしまうこともあります。

最近の衣料品は、新素材や凝ったデザインなどの洗濯の難しい商品も増えています。
家庭での洗濯やクリーニング店でも扱いやすいものを選ぶなど、ファッションを楽しむ際には、デザインだけでなく、衣料品のケアまで考えて商品を選ぶ必要があるのです。


クリーニングの種類の基礎知識

洗濯には、家庭での洗濯と商業洗濯=クリーニングがあります。
一言でクリーニングと言っても、ランドリークリーニング、ウェットクリーニング、ドライクリーニング、皮革や着物などの特殊洗浄があります。
このうち、ランドリークリーニングとウェットクリーニングは湿式洗浄(水洗い)、ドライクリーニングは乾式洗浄です。
ファッションを彩る大切な衣服を長く着用するために、クリーニングの基礎知識として、クリーニングの種類と洗濯方法を知っておきましょう。

・ランドリークリーニング
ワイシャツ・シーツなど水に耐久性のある生地を温水(50℃~70℃)で洗剤や石鹸、漂白剤などを用いて洗う方法です。

・ウェットクリーニング
本来、水洗いのできないドライクリーニングすべきものを、水で洗う方法です。
ドライクリーニングは、汗などの水溶性の汚れをおとすことができないので、ウェットクリーニングが必要となります。
ウェットクリーニングには技術が必要とされるので、料金は高めになります。

・ドライクリーニング
水で洗うと縮みや、型崩れを起こす生地を洗濯するために、油を溶かす有機溶剤を用いて洗う方法です。
市販されているドライクリーニング衣料用の洗剤は、型崩れなどを起こしにくい、水を使う洗剤なのでドライクリーニングではありません。
ドライクリーニングで用いられる溶剤は、塩素系(パークロロエチレン)、石油系溶剤、フッ素系溶剤です。
このうち、クリーニング店で一番使われているのは、石油系溶剤です。
フッ素系溶剤は、現在はほとんど使われておらず、2020年には全廃されます。

すべての衣料品を家庭で洗濯するのは難しいため、クリーニング店の利用はファッションと深い関わりがあります。
洗濯の基礎知識の1つとして、クリーニングに対しての知識がファッションを楽しむためには必要と言えます。


サイズ表示

ファッションを楽しむためには、自分に合ったサイズの衣料品を選ぶことが大切です。
サイズ表示にはJIS規格があり、成人男性用、成人女子用、少年用、少女用、乳幼児、ファンデーション(下着)、靴、帽子などの衣料サイズと表示方法が決められています。
表示方法の基礎知識として下記のことを心がけておきましょう。

衣服の表示の方法は、体系区分表示、単数表示、範囲表示があります。
体系区分表示は、スーツなどフィット性を必要とする衣類が対象となります。
例えば、チェスト(もしくはバスト)・ウエスト・身長の表示です。
単数表示は、上半身だけ、下半身だけの衣類など、フィット性が要求されない衣類が対象です。
胸囲(チェスト、もしくはバスト)と身長、もしくはウエストでの表示となります。
範囲表示は、身長何cmから何cmまでという範囲表示で、フィット性を必要としない衣類が対象です。

サイズ表示でチェスト(もしくはバスト)・ウエスト・身長のサイズの下に、9ARなどの表示を見たことがあると思います。
成人女性の衣類表示の場合、9ARの「9」は、バストの記号で、Aは体形、Rは身長です。
9ARは、バスト83cm、標準体型、身長154cmから162cmの人が対象の衣類ということになります。
成人男性の92A4のサイズだと、チェスト92cm、胸囲と胴囲の差が12cm、身長165cmとなります。
成人男性の場合、チェストのサイズはそのまま表示されます。
このサイズは、衣類のサイズではなく、着用する人の体のサイズの表示です。

このように、既成衣料品には細かな区分表示が決められています。
JIS規格は、メーカーによって表示が異なることを防ぐための統一表示です。
この表示を目安にして、上手に衣料品を選択し、ファッションを楽しむことができるのです。
ぜひ、サイズ表示の基礎知識を身につけて、サイズが合わない服を買うことのない、上手な買い物をしてください。


衣料品の表示

衣服には、家庭用品品質表示法によって下記の表示事項が決められています。
表示をよく見て、衣服を選びあなたに合ったファッションを楽しみましょう。
また、表示を良く見て洗濯を行うことで衣服を長持ちさせることができます。
ファッションを楽しむためにも、表示の基礎知識を知ることが大切です。

・繊維の組成
組成繊維の名称・混用率を表示します。
例えば、「綿100%」「表地 綿100% レース部分 レーヨン100%」などの表示です。

・家庭洗濯などの取り扱い方法
取り扱い方法が絵表示によって示されています。
洗濯機での洗濯が可能か、手洗いのみ可能なのか、水洗いはできない、洗濯の液温の上限は何度か、などの洗濯方法の表示や、塩素漂白の可否、絞り方、干し方、アイロンのかけ方、ドライクリーニングの可否の表示があります。
ただし、水洗いが当たり前となっている靴下などには表示はついていません。

・はっ水性(水をはじきやすい性質)
コートなど、はっ水性が必要とされるものにだけ表示されています。

・表示責任者
表示責任者の氏名もしくは名称と、住所もしくは電話番号が表示されています。

繊維の組成と表示責任者に関する表示は、必ずなんらかの方法で付けなければなりません。
また、品質表示は取り付けラベルでも、下げ札でも、その形態は決められていません。
家庭洗濯などの取扱い方法の表示はわかりやすいように縫い付けられているのが一般的です。

基礎知識を知って、必ず表示を確かめて、大切な衣服を長く大切に着てください。


シミ抜きの基礎知識

衣服を大切に扱っていても、うっかりシミをつけてしまう場面もあります。
シミをつけたら、できるだけ早く対処することで、シミをおとすことができます。
シミをできるだけ早く、こすらずにたたき、シミの性質に合った方法を取ることで大切な衣服を守りましょう。

・果汁
水を含ませた布でシミになった部分をたたきます。
色が残る場合には漂白剤を使用してください。

・醤油、ソース
中性洗剤を使い、たたいて汚れを落とします。
色が残る場合には漂白剤を使用してください。

・血液
温度が高いと血液が固まってしまうので、お湯を使ってはいけません。
シミの部分を大根の切り口でたたきます。
もしくは、大根おろしをシミに乗せて麺棒などでたたいてください。

・カレー
中性洗剤を直接かけて、もしくは中性洗剤を含ませた染み抜き棒でたたく、固形石鹸をそのまま水に濡らさずにこすりつける方法があります。
洗剤や石鹸を水で洗い流した後、残った汚れに漂白剤を使用します。

・チョコレート
ベンジンを用います。
ベンジンを含ませたきれいな布で、シミの上から軽くたたきます。
メイク落としとして使われるクレンジングオイルに中性洗剤を混ぜたものを使っておとすこともできます。

・ボールペン
エタノールや住まいの洗剤を使い、裏からたたきます。
色が残る場合は、オキシドールを使って漂白します。

・朱肉
ベンジンやエタノールを使います。
マニキュアをおとす除光液や、クレンジングオイルでもシミをおとすことができます。
色が残ったら、エタノールやアルコールで色をふき取ります。

・墨
しみの上から水を流して墨をもみ出します。
すぐにシミ抜きを行った場合、これだけでおちることもあります。
次に、ご飯粒と洗濯洗剤を混ぜて練ったものをシミにつけて、爪で擦り取ります。
それでも落ちない場合には、漂白剤を使ってください。

このような基礎知識を知っていれば、大切な衣服を傷つけず、長くファッションを楽しむことができます。
ファッションを楽しむためには、少し基礎知識を身につけるだけで大きな違いがでてくるのです。


衣類の防虫剤の基礎知識

衣替えの季節には、衣服を保管する際、虫食いを防止するために防虫剤を使用します。
しかし、防虫剤の使用で必ず虫食いが防止できるかと言うと、そうではありません。
2種類を一緒の場所に入れると薬剤が溶けてシミができる場合もあります。
また、気化したガスで効果を発揮するので、密閉しておかなければその効果は発揮されません。
次の季節に、ファッションを楽しむことができるよう、正しい防虫剤の基礎知識を知っておきましょう。
市販の防虫剤には、4つの種類があります。

・しょうのう
古くから使用されている防虫剤で、主に和服用として使われています。
独特の匂いがあります。
すべての衣類に使用ができますが、金糸・銀糸には直接触れないように使用してください。
パラジクロルベンゼンと一緒に使用してはいけません。

・パラジクロルベンゼン
4種類の防虫剤の中で一番早く効き目が広がりますが、効き目がなくなるのも早い防虫剤です。
独特の匂いがあります。
しょうのう、ナフタリンと同じ場所での使用はできません。
塩化ビニール製品や、ビーズやスパンコール、帯止めなどのスチロール製品への使用もできません。

・ナフタリン
効き目がゆっくりと広がるので、長期間の保管に向いている防虫剤です。
雛人形や使用頻度の少ないフォーマルウエアなどへの保管に向いています。
独特の匂いがあります。
パラジクロルベンゼン、しょうのうと同じ場所では使わないでください。
スチロール製品への使用もできません。

・ピレスロイド
独特の匂いがない防虫剤で、他の種類の防虫剤と一緒に使えるという特徴があります。

防虫剤のガスは重いので、クローゼットでは上部に、たんすなどでは、衣類の上に置きます。
また、防虫剤の効果が半減するので、衣類の詰め込みすぎはやめましょう。
そして、必ず使用量を守ってください。

基礎知識を得て正しい保管で衣類を守り、ファッションを長く楽しんでください。



Page: 1 < 2  次の20件>>

ファッション情報と旅行・趣味のサイトに関するニュース

ファッション通販 情報、 ストリートスナップ、読者モデル情報流行 ...
ファッション通販サイト ar-um 【Weekly Ranking】 ... ファッション 通販のアールアンとは ... ファッションスナップから、読者モデルが着ているものと似たアイテムを探すことも可能! ファッション コミュニティ: ...
TOPPAGE  TOP 
RSS2.0

ダイエットお役立ちサイト

美容・ボディケアお役立ちサイト

暮し・生活・教育お役立ちサイト

病気・症状お役立ちサイト

ファッション・旅行・趣味お役立ちサイト

金融・財務・ビジネスお役立ちサイト

ネットビジネスお役立ちサイト

アクセスワード